徒然なる駄文_03「仕事の基本」 がらくた部屋

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徒然なる駄文_03「仕事の基本」

象っているじゃないですか。
あのアフリカのデカいやつ。
あれ食べろ、って言われたら、皆さんどうしますか?
社会人と一言で言っても、その中で結構分かれてるもんでして、
顕著にわかりやすいのは作業者かそうでないか、というところだと思います。
簡単に言うと「給料をもらって動く人」か「働いて給料をもらう人」か。
日本人の作業者ってもう要らないんですよね。
給料高いし、その割りにぶつくさ言うし。
融通が利かないし言葉も通じないですけど、日本人の作業者を1人雇うより中国人を10人雇った方がお得です。
実際に日本人の1/10で雇えるんですよね、中国人って。
そうすると何が大きいかって、マンパワーが必要だから10人アサインしよう、って言った時に
課長クラスの決裁権で10人雇えてしまう、っていうのが便利なんです。
大きな企業になればなるほどそうですね。

世の中、派遣切りだの就職氷河期だの騒いでますけど、その辺り考えると当たり前なんです。
スキルを持って一般常識も身につけている30前後の人が職にあぶれてるんです、
その業界のスキルどころかまず社会の一般常識から教えないといけない大卒なんかよりそちらを取ります。
新人教育ってコストの割りにリターンが見出しづらいですから、ほとんどの企業は余計そういう流れに乗ります。
新人教育に力を入れている大企業なら・・・なんて、大企業は日本中から人が集まるんだからまぁまず無理でしょう。
っていうか、就職氷河期って騒いでますけど、四大卒の新卒なんて一昔前の派遣村みたいな感じで、
職をえり好みしたり大企業にしかアタックしてなかったりするんでしょう。
世の中の近況を見ずにそんな事してれば、そりゃ氷河期以上ってなっちゃいますよねw
閑話休題。
作業者とそうでない人の違い、なんてのは長くなりそうなのでまた今度。
今回は冒頭にした象のお話をします。

作業者じゃないと、業務内容は自然と自分のキャパシティ以上のものがやってきます。
これは若い人だけに限らず、例えばベテランの人でも同じことです。
むしろ様々な業種のシステムやビジネスモデルが多様化して来ている昨今、
ヒト一人のキャパシティでこなせる案件ってそうそうないんじゃないでしょうか。
じゃあそんな時、ベテランと呼ばれる辣腕な方々はどうやって業務をこなすのでしょうか。
なに、簡単な事です。
世の中にはWBS(Work Breakdown Structure)という手法があるのです。
そしてこれが、仕事(案件)というとてつもなくデカい象を食べるコツです。

WBSとはもうそのままWorkをBreakdownするStructureです。
いや冗談でもなんでもなくw
Structure、というと一般には建造物という和訳が使われますが、
技法や学問の世界では「体系的手法」や「知識体系」などという意味で使われます。
聞き慣れないと意味が掴みづらいと思いますので補足しますと、
ある事柄について整合性を保ち有機的な繋がりを持った手法(学問)の事を指します。
これはどういう事か、例えばWBSでいうと、
WorkをBreakdownする手法を過去の経験や統計などから分析してまとめ、
別の事例に適応させたり知識として経験がない人に伝えられるようにひとまとめにされた手法(or知識or学問)、となります。
先達がある事柄についてまとめたノウハウ本、みたいな感じですね。

象を食うには、まぁ何はともあれ口に入るサイズにしなければなりません。
もっというと、象を食べきるにはそれなりの人数と時間が要ります。
人を多く集められれば時間は短くなりますが、人を集める手間がかかります。
逆に人数を絞ると、手間は省けますが食べきるまで時間がかかります。
人を多くしすぎると、象が行き渡るまで時間がかかったり、
例えば内臓担当の人は肉担当の人が内臓を掘り当てるまで食べる部分がなかったりします。
人を絞りすぎると全員が最初から象にありつけますが、
担当部分が大きくなりひとり分の負担は増えます。
これって仕事と全く同じです。

いくつものサブシステムが組み合わさったシステムを開発する場合、
いやもっというと「これこれこういうことが出来るシステムを作ろう!」なんて漠然とした開発案件があったとしましょう。
まず「これこれこういうことをする為にはどういう機能が必要なんだ」を考えますよね。
次に「この機能を実装するためにはどういう技術が必要なんだろう」、
「この機能を実装する為にはどれくらいの人、コスト、期間が必要なんだろう」なんて事を考えますね。
んでもって「この技術はうちの会社だけでなんとかなるのか、それとも外注が必要なのか」
「QCDを考えるとどのくらいの規模がいいんだろう」「機能外要求や、そもそもリクワイアメントはこれだけなのか」とか、
もうここからは色々と考える事が出てきますね。
これがWBSの基礎です。

WBSの要は「いかにタスクに落とすか」になります。
ぁー、アクティビティとタスクの違いとかもいつか話したいところですね。
どんなに大きな仕事だとしても、噛み砕いて行けばタスクに落ちます。
タスクに落ちればスケジューリングだって出来ますし、
何より何から手をつけて良いのかはっきりします。
「象を食べる」とだけでは漠然としていて何をすればいいかわからなくても、
「殺す」「調理する」「食べる」というアクティビティにまで落とすと
殺すにはまず「縛って(動けなくする)」「麻酔を打って(暴れないようにする)」「心臓を撃ち抜く(殺す)」、
というタスクとそれをする理由が出てきますよね。
で、そうすると縛るには「縄が必要」、麻酔を打つには「麻酔薬と麻酔銃が必要」、
心臓を撃ち抜くには「猟銃と弾丸が必要」って感じで必要な道具も明らかになります。
次は計画を立てます。
どう縛るのか、縛るためにどうするのか、麻酔銃の使い方がわからないからインストラクターを雇うだとか、
猟銃の撃ち方の本を買うだとか、そもそも猟銃を入手するにはどういう資格が必要なのかとか。
計画を立てたらその通りに道具を準備して、実行します。
計画の段階で一人じゃ無理だな、と思ったら人を集めたり役割を決めたりもしますね。

とまぁ、こんな感じにしていけば大体の仕事はなんとかなります。
そもそもWBSもできねーよ知識ねーし、って時は勉強するなり人に頼るとかが必要です。
リクワイアメントが来た段階でその様子じゃ、それから先どうにもならないですからね。
でもそういう采配をすればいいわけですから、仕事のオーナーは専門知識がなくてもいいわけですね。
だからプログラマとかの作業者はリーダーやマネージャになった時、多大な苦労を背負うわけですが、まぁそれも追々。
どうでしょう、これを読んだ後だと「何から手をつけていいかわかんねー」とか言ってる人が哀れに見えるでしょう。
実際、哀れといえば哀れといえると思います。

なんでかっつーと、世の中にはこういう「仕事をする上ですげぇ役立つ先達の知識集」みたいなのがごろごろしてるわけです。
っていうかまぁ、そういうのをまとめて知識体系にしている機関や、それを世界標準にして展開している機構があるんです。
それを活用しない意味はありません。
とはいえ、それを知ったからといってすぐすぐ適応できれば世の中はもっと上手く回っています。
さっきちょっと書きましたが知識体系というのは
>別の事例に適応させたり知識として経験がない人に伝えられるようにひとまとめにされた手法(or知識or学問)
っていう意味です。
つまりどんな事例にも適応出来るよう汎用的な事が書かれていたり、
知識がなくても理解出来るよう概要レベルから説明されていたりしますので、
「今自分が突き当たっている事象」に適応させる為にはそれなりの準備だったり勉強だったり経験が必要になります。
「ぇ、じゃあ意味ないじゃん」と思うかも知れませんが、使おうとするチャレンジが重要だったりするのです。
チャレンジして成功した人は一杯いますが、失敗せずに成功した人は一人もいません。
そういう事です。


さてはて、やたら長文になってしまいました。
私は高卒なのでもう働いて3年目だか4年目になるのですが、
同窓は来年度就職の人が多いので、ちまちまとこんな文章を展開していこうかなぁと考えました。
まぁ更新頻度はお察しですがw
これを読んだ方のちょっとした助けになればなぁと思います。
ではでは、皆様ごきげんよう。
2009/12/25(金)_15:22 その他 Comment(0) Trackback(0)

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