徒然なる駄文_01「薬と毒」 がらくた部屋

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徒然なる駄文_01「薬と毒」

実況ブログなんて名前でやっておりますが、どちらかというと物書きとして今までやって来ておりました。
厨二病な詩を載せるブログを裏でやってたりネ・・・
なので、今回から思いついた時につらつらと文章のみの更新をしたいと思います。
ちなみにムダ知識まっしぐらなネタばかりになる予定です。

以下、本文です。
さて、今日は毒の話をしようと思います。
いきなりある種、ヘビーな話題ですね。

【毒とは・・・】
皆さんは毒というと「体に入ると悪いもの」というイメージを持っていらっしゃるのではないでしょうか。
もちろん、そのイメージは間違いではありません。
確かに探偵モノではお馴染みな毒であるシアン化カリウム(青酸カリ)が体内に入ってしまえば、アシドーシスと呼ばれる現象により痙攣を起こし、ものの10分から20分で死に至ってしまうそうです。
私も良く利用するwikipediaにも毒という記事があり、次のように書かれています。
>毒は、生命活動に芳しくない影響を与える物質の総称で、そういう性質は毒性(どくせい)とよばれ、
>またそういう性質があるもの(物体・生物問わず)は有毒(ゆうどく)と表現される。
ここまで書くと「毒ってやっぱり体に悪いものじゃないか」と感じるでしょう。
けれども、ここでダイナミックに視点を切り替えてみませんか?

【薬と毒】
日常生活を行っていると、体調を崩してしまう事が皆さんにもあると思います。
例えば風邪をひいてしまったり、お腹を冷やして下痢を起こしてしまったり、お酒を飲みすぎた翌日に二日酔いになってしまったり・・・
体調を崩すだけではなく、怪我をしてしまったり吹き出物を作ってしまう事だってありますよね?
そんな時、皆さんはどうしますか?
私は薬を服用します。
仮にも社会人であり、業務の一端を担っている以上は体調不良でそうそう休むわけにはいきません。
ですからちょっと体調が悪いと薬を服用しますし、怪我をしていれば痛いのは嫌なので軟膏と絆創膏や包帯を使います。
ここまで話すと、なんとなく私が言いたい事が掴めたのではないでしょうか。
薬と毒、これは表裏一体だと私は考えます。

【薬が毒に】
ここで少しどうして今回、この話をしようと思ったかをお伝えしますと、友人からある話を聞いたからなんです。
その友人は継続的にあるアレルギーの治療を行っており、状況が変わったのか病院でいつもとは別の薬を処方してもらったそうです。
処方してもらった薬は本来、1日1回の服用で良いのですが、前まで処方してもらっていた薬は朝と夜の1日2回の服用でしたので、その友人は間違えて1日2回服用してしまったそうです。
それが2,3日続いたそうなんですが、その時ものすごく体調が悪かったそうなんです。
前までと別の薬だからなのか、と考えたそうなんですが、その薬だけ他の薬より減りが早かったそうで、変に思った友人はよくよく薬の袋を見てみると、1日1回の服用で良いと気付いたそうです。
それから更に2,3日すると体調も戻ったそうで、やはりあの体調不良は薬の服用しすぎが原因だったのだと思ったそうなんですね。
その話を先日、教えてもらったんです。
この話は薬の服用量を間違えると、逆に体に負担をかけてしまう、という良い実例だと思います。
では、毒が薬になるという事はありえるのでしょうか?

【毒が薬に】
皆さんも知っていると思います、トリカブト。
花はとても綺麗なのですが、その根にはアコニチンと呼ばれるとても強い毒が含まれています。
このアコニチンの恐ろしいところは解毒剤が存在しない事で、一度致死量を摂取してしまうと嘔吐や呼吸困難に陥り、数十分で命を奪ってしまうところです。
もうどう考えても毒ですね。
けれども、そのトリカブトにはまた別の側面があります。
それは、鎮痛・強心作用のある漢方薬としての側面です。
トリカブトの根は漢方薬として重宝されており、修治と呼ばれる毒を弱める工程を経て漢方薬として用いられます。
漢方薬にするトリカブトの根の事を附子(ブシ)と呼び、それらが調合されている漢方薬を附子にちなみ加朮附湯(カジュツブトウ)と呼ぶそうです。
漢方薬で有名なツムラでも加朮附湯を取り扱っています。
これが毒が薬に、という良い例ですね。

【有効と有用】
さて、それではどうして薬が体に悪影響を与えたり、毒が体の調子を整えてくれるのでしょう?
それは薬と毒は同じものであり、「有用範囲が違う」という差しかない、という事が答えです。
有効範囲内の有用範囲が広いものを薬と呼び、
有効範囲内の有用範囲が狭いものを毒と呼んでいるだけなんですね。
では有効と有用とはなんでしょうか?
有効とは、そのままその通り、薬や毒の効果が表れ始める事です。
ですが、まだ効能は現れません。
言ってみれば、服用量以下の薬を飲んだ時や致死量以下の毒を摂取してしまった時だと思うとイメージしやすいと思います。
有用とは人にとって益のある範囲を指し、薬や毒で言うならば薬としての効能を発揮する範囲です。
有効範囲内にあり、先述した通りこの有用範囲の差が薬と毒の差です。
有用範囲が広いものを薬、有用範囲が狭いもしくは有効範囲の始点と同じものを毒と呼ぶ。
それだけの違いなんです。

【別の「有用」】
有用は先述した通り、「人に益のある現象」を指します。
人に益のあるものだから薬、人の害になるものだから毒、というのはとてもわかりやすい例だと思います。
これと似たような例では、「発酵」と「腐敗」があります。
発酵とはご存じの通り、一定の環境下に材料を管理し菌の種類や活動を操作して酸化させる事です。
納豆や日本酒は発酵を活用して作っていますね。
腐敗とは、まぁ身も蓋もなく言えば腐る事ですが、これも酸化です。
カビの生えた炊飯ジャーなどの第一歩はこれが原因です。
しかし発酵と腐敗は、起こっている現象は同じ「酸化」です。
その判定基準は薬と毒のような有用範囲の領域ではないものの、とどのつまり人間の為になるかならないかで呼び方が変わっていますね。
ここでいう有効は、酸化が始まる閾値と言ったところでしょう。
実に身勝手な話ではありますが、この有効と有用の使い方。
自分の中でこのように定義して持っておくと、モノの見方が大きく変わるきっかけにする事が出来るのです。

【有効か、有用か】
あなたは試験を1週間後に控えていますが、全く勉強していない、という状態に陥ってしまったとしましょう。
そしてあなたは、先生に助けを求めます。
「先生、どうすればテストで良い成績を収められるでしょうか?」
まぁ、前もって計画立ててやっておかなかった時点でこの質問は無知厚顔極まりないのですが、それはこの際触れないでおきましょう。
先生はこう答えます。
「試験範囲の教科書に書いてある内容を完璧に理解し、問題集で反復学習を行いなさい。」
「\(^o^)/」
冷静に考えて無理ですよね。試験範囲にもよりますが、1週間で内容を完璧に理解した上で同範囲の問題集をやり込むなんて事は現実的ではありません。
けれども、先生が仰った事をやり込めば、確実に成果は出ると思います。
つまり、先生が仰った対策は「有効」だけれども「有用」ではないんです。

【有効なだけでは・・・】
有効な手段を挙げる事は、さして難しい事ではありません。
ですが、有用な手段を列挙する事はとても難しいのです。
例えば、先の例示を使って考えてみましょう。
まず、試験範囲の精査を行います。
重点の置かれている部分はどこなのか、共通して考えられる要素はないか、自分の中や友人からの情報を収集し、その中から精査に役立つ情報を抜き出し再考。
その後、スケジューリング。三点見積法から手間を割り出し、精査した情報を意識しクリティカルパスを狙いスケジュールを立てます。
・・・とまぁこれは極論ですが、それくらいに有用な手段を見出すのは大変です。
しかし、求められるのは有効な手段ではなく有用な手段なのです。
意見を言っている本人としては効率的な事を提案しているつもりでも、それが有用でなければ、的外れな事を言っているようにしか捉えられません。
(この辺りの話は、また後日、「立ち居振る舞い」というテーマで詳しくお話ししたいと思います。)

有効と有用の話、皆さんはどう感じましたか?
意見を言っているつもりでいて、的外れな文句を言うだけになっていませんか?
発言する前に、もしくは発言した後でも良いと思います。考えてみてはいかがでしょうか?
有用な事をしっかりと言える事はとても重要です。
それだけであなたは、周りの人にとって財産になるでしょう。
有効と有用。私の話がきっかけで、あなたの記憶に留まったなら幸いです。



以上です、ここまで読んで下さってありがとうございました。
長乱文、失礼致しました。
2009/01/22(木)_01:20 その他 Comment(0) Trackback(0)

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